バオバブオイル
強い日差しと極度の乾燥に耐え、アフリカ女性の肌を過酷な環境から守ってきた生命の木、バオバブ。現地では古くから様々な用途で使われています。
生活に密着したバオバブは、古来より現地住民に食材、薬、飲料、美容、日用品など色々な形で利用されてきました。
各種ビタミン、オレイン酸、リノレン酸、パルミチン酸を主に含み、抜群の保湿効果が期待できます。化粧品業界では今、とくに注目されている奇跡のオイルと言われています。
【バオバブオイルの効果効能】
通常、不飽和脂肪酸を多く含むオイルは美容効果は高いのですが、酸化はしやすいのが欠点です。しかしバオバブオイルはビタミンEを多く含むため、酸化しにくい独特なオイルです。
美容オイルとしてポピュラーなホホバ油、椿油などはオレイン酸高含有が特徴ですが、バオバブは脂肪酸組成の高バランスが特徴で、オレイン酸・リノール酸・パルチミン酸などの不飽和脂肪酸を多く含んでいます。
オレイン酸:保湿力が高く、お肌の乾燥を防ぎます
リノール酸:肌への親和性が高く、角質から水分が蒸発するのを防ぎ、肌を柔軟にします
パルチミン酸:整肌効果があります
ステロール:エモリエント効果
ビタミンA:ハリのあるつややかな肌へと導きます
ビタミンE:乾燥による肌のくすみ、ハリ不足といったダメージに負けない明るい肌へと導きます
【バオバブの基礎知識】
・語源説
アラビア語で『bu hobabu』(ブー・フブーブ)種の沢山ある木の意で、16世紀に北アフリカを旅したイタリア人植物学者が『バ・オバブ』と著書に記したことが始まりと云われています。
・別名
モンキーブレッドツリー(サルが群がり、食料とする)、レモネードツリー(酸味がある味が特徴)
・分布している場所
アフリカを中心にオーストラリアなど亜熱帯から熱帯に分布している。
他の植物が生息することが困難な、暑く乾燥したサバンナに生息する。種類は数十種類といわれている。
・サイズ
キワタ科の高木で、最大で高さ75フィート(約22m)に達し、幹は直径60フィート(約18m)とも言われている。
・何年生きる
一説には5000年以上生きるとも言われている。ただし、正確にその樹齢を測ることは難しい。
・現地での使い方
食料、織物、縄、布、壁材、貯蔵庫、住まいとして利用されている。
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