教えて!荒木さん 第1回【乾燥肌で悩む人が毎日の洗顔で気をつけるべきこと】

乾燥肌で悩む人が毎日の洗顔で気をつけるべきこと

 

【質問】
乾燥肌で悩んでいます。

日々の洗顔で気を付けるべきことはありますか?

 

 

 

 

 

顔の皮脂が少ない状態ですね。
皮脂とは、保湿成分、そして人間が生まれつき持っているバリア。
これが、バクテリア、活性酸素、紫外線といった外的刺激から、肌を守ります。
皮脂は言わば、人間が作り出す、最高級の美容クリームだと思ってください。
皮脂腺で生成され、平均で1日2グラムほど顔に出てきます。

しかし、洗顔料や化粧落といった浄化剤に人工の界面活性剤が使われていると、「落とす力」が強過ぎて、必要な皮脂まで全て洗い流してしまいます。クリームや化粧水は高級品なのに、浄化剤には無頓着——というのは、本当に本末転倒なことですよ!

洗顔料には、最近は自然由来の界面活性剤が使われているものがあります。
刺激なので、肌のためにもこちらを使いましょう。

 

逆に、「顔は絶対水だけで洗う」という人がいますが、これもダメ。

皮脂は長く皮膚に残ると、酸化してしまうんです。
これは、古い油で揚げ物をするのが良くないのと同じ理屈。
ですから時々、しっかり顔を洗って、皮脂も入れ替えないといけません。

化粧落としのオイルが肌に残ってしまうので、洗顔料と化粧落としでの「ダブル洗顔」が鉄則。
オイル由来の化粧品は、オイル系の化粧落としではないと落ちにくいものです。

そして、化粧を落とさずに寝るというのが、肌には一番良くありません。
寝る前に、きっちり洗顔と化粧落としで洗ってください。それが基本。
水で落とせない、ふき取り系のものは、肌をかなり傷つけます。皮脂を取り除き過ぎて、バリア効果も損ないます。

洗顔と美肌に、近道はありませんよ!

NYジャピオンにて連載中のコラム。

弊社代表の荒木がお肌の悩みにお答えしていきます。